注文住宅で気になる間取りについて説明します!
「住みやすい間取りにしたいけど、どうやって決めたらいいかわからない…」
注文住宅をお考えの方で、このような悩みをお持ちの方はいらっしゃいませんか?
一度おうちを建ててしまったら、あとから間取りを変えるのはとても大変。
そこで今回は、注文住宅を建てる際の間取りの考え方や注意点について紹介します!
間取り決めまでの行程をご紹介!
①ゾーニング
間取りを考える際にはまず、ゾーニングをしましょう。
ゾーニングとは、同じ用途を持つ部屋をブロック分けして、ざっくりした配置を決める方法です。
ゾーンは大まかに以下の4つに分類されます。
「パブリックゾーン」…リビングやダイニングなど家族が集まるようなスペース
「プライベートゾーン」…寝室や子供部屋など、お客様は利用せず個人で使うようなスペース
「サービスゾーン」…キッチンやお手洗い、浴室や洗面脱衣所などのスペース
「移動ゾーン」…玄関ホールや階段、廊下などのスペース
ゾーニングを考える際は、ご家族が朝起きてから夜寝るまでの一日の行動をシミュレーションしてみるのがおすすめです。
②間取り
おそらく、ほとんどの方がハウスメーカーや工務店の設計士さんに間取りの提案をしてもらうと思います。
ご自分でゾーニングをしてみて、担当の設計士さんに暮らしのご要望を伝えます。
それに合わせて細かい間取りが決まっていくのですが、ここでポイントとなるのが、「生活動線」です。
普段自分が生活する上でどのような動きをしているのかを考え、無駄な動きがなくスムーズに生活できるような間取りかどうかをチェックしましょう。
③収納
そして、部屋の間取りが決まれば、次は収納スペースを決めていきます。
収納スペースは多くあればあるほど理想的ですが、家の敷地面積は決められているため、そうはいきません。
生活動線を考え、適切な場所に何を収納するのかをはっきりとさせてから収納スペースを決めましょう。
④建具
そして、ここまで決まったら、あとはドアの位置と大きさを決めます。
ここを確認しておかなければ、引越しの際に「家具が入らない」といったトラブルが起きてしまう可能性があります。
家具の場所を考えながら、ドアの大きさを始め、引き戸なのか開き戸なのか、開き戸であるならばどちら側に開くのかなども細かく決めていきましょう。
間取りを決める際の注意点をご紹介!
ここからは、間取りを決める際の注意点を3つご紹介します。
日当たり
日当たりは、冷暖房の効率を左右する大きなポイントです。
南側の窓には強い日差しを遮るためにすだれやオーニングを設置するなど、入ってくる光を調整するための工夫をすると良いでしょう。
また、大きな窓を設置すると明るく開放的になるため、憧れる方も多いと思います。
しかし、日当たりが良すぎても室内が暑くなりやすかったり、時間帯によっては眩しいというデメリットもあることを忘れないようにしましょう。
リビングの広さ
広いリビングは開放感がありとても人気ですが、広すぎるのも冷暖房の効率が下がる原因となるので注意しましょう。
置きたい家具が決まっていれば、そのサイズに合わせて広さを考えるのもいいかもしれません。
コンセントの配置
使いたい家電に対してコンセントの数が足りなかったり、位置が離れすぎていて使えなかったり…という失敗がよくあります。
間取り図に家電の配置を書き込み、コンセントの数や位置を確認しましょう。
キッチンの調理家電やリビングのテレビだけではなく、パソコンやスマホの充電のためのコンセントも確認してください。
まとめ
今回は、注文住宅で間取りの決め方や注意点についてご紹介しました。
間取りは、快適な生活を送る上で大変重要な要素です。
しっかりとポイントを押さえて、失敗しないようにしましょう。
本記事が皆さんの役に立てば幸いです。